発達障害の子供の特徴(乳児期~幼少期)
長女は3歳の時に発達障害の可能性があると診断されました。
診断をされたのは3歳の時ですが、発達障害の特性かなと思うようなことは1歳ごろから出始めていました。
その時の様子をご紹介したいと思います。
※あくまで長女の場合です。すべての子供に当てはまるわけではありません。
言葉の遅れ
普通の子は1歳過ぎ頃から言葉が出始めることが多いです。
そして1歳半ごろに2~3以上の単語を話せるようになるといわれています。
長女の場合1歳半を過ぎても意味のある単語を1つも話せるようになりませんでした。
1歳半検診の時に「言葉の遅れがある」と指摘されましたが、成長の早さは子供によって違うので、その時はまだ直接発達障害に結びつくことはありませんでしたが、「様子を見たほうがいい」という風に言われました。
2歳前くらいになっていくつかの単語を話せるようになったのでちょっと安心していたのですが、保健師さんからは「2歳になると2語文(ワンワン、いた など)を話し始める子が多い」と言われ、言葉が遅れているという状態はその後も続いたのでした。
指さしをしない
これは1歳になるよりも前のことですが、普通の子供は言葉で伝えるということがまだできないので、「指さし」をして自分の気持ちを相手に伝えようとします。
しかし、長女は指差しを全くしませんでした。
これもなんとなく違和感があったのは覚えています。
人見知りを全くしない
赤ちゃんの頃から人見知りが始まる子もいると思います。
1~2歳ごろになると人見知りはそこまでしなくても、少なくとも知らない人に対して警戒心を持つのが普通です。
長女の場合、赤ちゃんの頃から人見知りを全くしませんでした。
そして、5歳になった現在でも人見知りはもちろんありません。
それどころか知らない人に対する警戒心が全くなく、初対面の人に普通に話しかけたりしてしまいます。
人懐っこくてかわいがられることもあるのですが、ちょっと心配になってしまう時もあります。
奇声を上げる
これは言葉の遅れがあることからきていると思うのですが、長女は2歳ごろから奇声を上げることが多かったです。
普通2歳ぐらいになると「イヤイヤ期」が始まり、あれもいや、これもいや、という反抗期が始まるのですが、長女には「イヤイヤ期」という感じのものがありませんでした。
長女の場合、言葉の遅れがあったので「いやだ」ということが言えず、自分の気持ちをうまく表現することができなかったのだと思います。
だから、思い通りにいかないことがあると泣いて相手に伝える、奇声を上げるということしかできなかったのかなと思います。
早期発見が大事
3歳の時に発達障害の可能性があると診断され、その後療育に2年ほど通いました。
今は5歳ですが言葉の遅れもなくなり、集団行動でも問題を起こすことなく生活ができるようになりました。
発達障害の特性は持っているので、多動や衝動性があったり、人との関わり方が他の子とちょっと変わってるところもあります。
それでも、集団生活になじめているというのは大きな進歩だと思います。
私は子供の頃に発達障害だと気づかれず大人になってからわかりましたが、大人になってしまうと人格や性格が出来上がってしまっているため、なかなか症状を改善させるのが難しい部分もあります。
子供のうちに発達障害だと分かれば療育をすることで症状を改善させることができます。それは早ければ早いほど有効的だと思います。
長女を見ていると、やはり早く気づいて対策をしてあげることが大事なのではないかなと思います。